アゼルバイジャン軍が27年ぶりにカルバジャルに
アゼルバイジャン軍が27年ぶりに占領下にあったカルバジャルに入った。
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アゼルバイジャンとアルメニア間で署名された合意に伴って11月10日からナゴルノ・カラバフにおける軍事衝突が停止し、アルメニアはアゼルバイジャンに対して敗北を認めている。
合意によると、アルメニアはナゴルノ・カラバフで7地域から撤退することを受け入れている。
アルメニアはカルバジャルを11月15日に引き渡すことを求められていたものの、地理的条件や輸送機会が限定的であることからこの期限はアルメニア政府の要請で11月25日まで延長されていた。
ソーシャルメディアとロシアの報道サイトに掲載された映像では、カルバジャルの様々な地区に暮らすアルメニア人が去る前に家、学校、公共の建物及び木に放火し、一部建造物も破壊したのが映されている。
アルメニア側に付与された追加期限が未明に切れたことによりアゼルバイジャン軍はカルバジャルに入った。
(2020年11月25日)