ヒューマン・ライツ・ウォッチ、サウジアラビアに圧力をかけるよう G20参加国に呼びかけ

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、G20(20か国・地域)参加国に違法に逮捕された活動家や反体制派の釈放に関してサウジアラビアに圧力をかけるよう求めた。

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ヒューマン・ライツ・ウォッチ、サウジアラビアに圧力をかけるよう G20参加国に呼びかけ

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、サウジアラビア人ジャーナリストのジャマル・カショギ氏が在イスタンブール・サウジアラビア総領事館で殺害されてから2年間に殺害に関与した政府高官に問責義務が課されていないと明かし、サウジアラビアに「カショギ氏殺害を国際機関に調査させるよう」呼びかけた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチの声明ではG20首脳会議が11月21、22日にサウジアラビアの首都リヤドで開催されることが振り返られ、

「G20参加国は、サウジアラビアが基本的自由に無慈悲に攻撃し、人権活動家と反体制派を収監して嫌がらせを行い、イエメンで民間人を違法に攻撃し、カショギ氏が国家スパイによって虐殺されたことの問責に対する国際的な呼びかけを却下したにもかかわらず、2020年のG20議長国に選出して名誉を与えた」と述べられた。

当該の国に不確実な犯罪で告発されたサウジアラビア人人権活動家を無条件に釈放し、独立した国際機関にカショギ氏殺害を調査させ、殺人の責任があると主張されている者の裁判での法廷記録全てが調査されるよう呼びかけられた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチ中東・北米局のマイケル・ペイジ副局長は、G20議長国の任務はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子政府に不当な国際的尊厳の印を与えたと述べた。

ペイジ副局長は、G20参加国がサウジアラビアに人権侵害をやめるよう説得することにおいて重要な役割を担うことが可能であると述べた。

 

(2020年11月9日)



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