イラン外務省、イラン経由でアルメニアに武器が輸送されているとする主張を否定

イラン外務省のサイード・ハティーブザーデ報道官は、ナゴルノ・カラバフにおける軍事衝突に関してアゼルバイジャンの領土の一体性が尊重されるべきであると発言した。

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イラン外務省、イラン経由でアルメニアに武器が輸送されているとする主張を否定

 

ハティーブザーデ報道官は外務省内で記者会見を開き、ナゴルノ・カラバフにおけるアルメニアの占領に端を発するアゼルバイジャン・アルメニア間の軍事衝突に言及した。

イラン経由でアルメニアに武器が送られているかどうかに関する質問を受けてハティーブザーデ報道官は、このことは以前にも否定されたと指摘し、

「イランはアルメニアの通過ルートである。我々はこのルートを良好な隣国関係の枠組みでアルメニア国民及び政府に人道的物品の通過にのみ使用させる方向での取り決めに忠実である。断じて軍用車両の通過は許可されていない」と述べた。

イランとアルメニア間のルートは引き続き人道物資のためにのみ使用されると繰り返し述べたハティーブザーデ報道官は、

「イランとアルメニア間のルートが悪用されたり軍用車両のために使用されることは断じて許可されない。このことはイランの主要な政策と矛盾する面は全くない」と見解を述べた。

アルメニアにナゴルノ・カラバフにおける占領を即座にやめるよう呼びかけたハティーブザーデ報道官は、

「イランは、問題が一時的にではなく恒久的に解決されることを求める。数十年間続いているこの問題の恒久的な解決策は、アゼルバイジャンの領土の一体性が尊重され、軍が占領されている都市から撤収することにかかっている。アゼルバイジャンの領土の一体性が尊重され、軍は占領されている都市から撤収すべきである。政治的交渉がなるべく早く開始され、軍事衝突は止められるべきである」と述べた。

ハティーブザーデ報道官はイランはナゴルノ・カラバフにおける状況を注意深くかつ慎重に注視していると指摘し、

「イランはナゴルノ・カラバフにおける危機の解決策に対してプロジェクトを用意した。紛争当事国は地域諸国や近隣諸国と協議してこの問題を注視していく。この火災がなるべく早く鎮火するよう皆が支援すべきであり、これ以上民間人の犠牲者が出ることを許してはならない。両国どちらにも戦争を回避し、民間人を攻撃しないという原則を遵守するよう期待する。イランは自国の領土に対しても嫌がらせは容認しない」

 

(2020年10月5日)



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