キプロス島ギリシャ側、ボートで到着した移民にひどい扱い

キプロス島ギリシャ側当局が、今月(9月)初めにレバノンからボートに乗ってやって来た不法移民や避難民200人を追い返し、彼らの亡命申請を暴力や力を行使して無視したことが明らかにされた。

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キプロス島ギリシャ側、ボートで到着した移民にひどい扱い

 

AP通信が伝えたところによると、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)がキプロス島ギリシャ側の海上警察が不法移民数人を殴り、威嚇したことを明らかにした。

キプロス島ギリシャ側湾岸警備隊の船が移民のボートの周囲を高スピードで回ってボートを沈没させようとし、少なくとも1隻のボートを食料や燃料も与えずに放置したと述べられた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、8月29-9月7日にレバノンのトリポリからボート7隻で出発して欧州連合(EU)加盟国のキプロス島ギリシャ側に到達しようとしたレバノン国籍とシリア国籍の移民15人と行われた会見の結果、当該のひどい扱いが明らかになったと報告した。

レバノンに戻ったボート2隻に乗っていた目撃者や被害者は、キプロス島ギリシャ側の海上警察が、戻ることに抵抗した者に手錠をかけて殴ったと述べた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、キプロス島ギリシャ側の裁判所に主張に関する捜査と何らかの犯罪を犯したことが確認された者に関しても訴訟を起こすよう呼びかけた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチの当局者ビル・フレリック氏は、ボートに乗ってレバノンから逃げて自身や子供の生命を危険にさらした人々はほかに方法がないためこのことを行ったと述べ、彼らには自分達の国際的な保護申請が考慮される権利があることを思い出させた。

 

(2020年9月29日)



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