米がシリアに人道支援

アメリカのマイク・ポンペオ国務長官が、アメリカ政府としてシリアに7億2000万ドル(約758億円)相当の追加の人道支援を行うと伝えた。

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米がシリアに人道支援

ポンペオ長官は、この決定に関して書面の声明を発表し、国連安全保障理事会で開催された上級会議で最多の人道支援を行っている10か国と協議したと述べた。

アメリカはシリアと世界で最多の人道支援を行っていると述べたポンペオ長官は、シリアまたは国境地帯にいるシリア人のために7億2000万ドル相当の人道支援を行うと伝えた。

ポンペオ長官は、アメリカが行っている支援額の合計は、この支援とあわせて120億ドル(約1兆2644億円)に達すると述べた。

支援の対象はトルコ、ヨルダン、レバノン、イラクその他の国にいるシリア難民も含むと述べたポンペオ長官は、支援を最も必要としている人々に届けるよう尽力すると話した。

また、ポンペオ長官は、助けを求めるシリア人の声に耳を傾けるよう国際社会に呼びかけ、人道犯罪や損失の責任はアサド政権にあり、シリアで人道支援を行うためには安全な往来を可能にすることが重要であると強調した。

一方、国連安全保障理事会でシリアでの人道支援について中国とロシアが反対の声を上げたために両国に反発したポンペオ長官は、

「こんなことをして、何百万人ものシリア人が緊急支援を求める声に背を向けた。バブ・アル・ハワ国境(トルコとシリアの国境)で一方通行のみを許可し、困窮するシリア人とその痛みを止めるべく努力している献身的な支援団体にとって悪い状況を作り続けている」と述べた。

ポンペオ長官は、南スーダンの人道危機のためにも1億800万ドル(約113億円)相当の人道支援を行うことも伝えた。

 

(2020年9月25日)



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