国連が警告、資金不足によりイエメンにおける15支援プログラムが終了

国連は、イエメンにおける15の人道支援プログラムを資金不足により終了せざるを得ないことを公表した。

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国連が警告、資金不足によりイエメンにおける15支援プログラムが終了

 

国連のリーゼ・グランデ・イエメン人道問題調整官は書面で声明を出し、

「国連のイエメンにおける45の支援プログラムのうち15を終了しなければならない状況になった。もし財政支援が行われなければさらに30のプログラムが同様にサービスを提供できない状況になる可能性がある」と述べた。

国連が今年(2020年)イエメンへの支援に対して要請した32億ドル(日本円で約3372億円)のうちわずか10億ドル(日本円で約1054億円)が集められたと明かしたグランデ調整官は、国連機関が4-8月にイエメンにある300以上の医療施設での食料及び医療支援を削減しなければならなかったことを説明した。

イエメンにおける人道支援プログラムに対する資金不足の結果に関して警告したグランデ調整官は、

「皆が貢献すればこの危機を克服することが可能である」と述べた。

長い間政情不安に支配されているイエメンでは、イランが支援するフーシ派が2014年9月から首都サナアと一部地域を支配している。

サウジアラビアが主導する有志連合軍は、2015年3月からフーシ派に抵抗してイエメン政府を支援している。

国連によると、世界最大の人道危機の1つが発生しているイエメンでは人口の80パーセントが人道支援及び保護を必要としている状況にある。

 

(2020年9月23日)



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