カタール、イスラエルとの国交正常化合意受け入れ報道を否定

カタールは、国際決議の枠組みでイスラエルのパレスチナ領占領を終了させ、首都を(一部の国や地域では「エルサレム」と呼ばれている)クドゥスとするパレスチナ国家の樹立に関する断固としたスタンスを確認した。

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カタール、イスラエルとの国交正常化合意受け入れ報道を否定

 

アラブメディアの一部報道機関でアメリカ当局に基づく「カタールがイスラエルとの国交正常化を受け入れた」とする報道が伝えられたことを受けて、カタール外務省が書面で声明を出した。

声明では、「パレスチナ問題に対するカタールのスタンスを偽る、イメージを損なわせるためにメディアで伝えられた一部誤解を招く運動を目にしたことは遺憾である」と述べられた。

パレスチナ問題におけるカタールのスタンスに何らかの変更がないことが強調された声明では、「イスラエルのパレスチナ領占領を終了させ、首都をクドゥスとするパレスチナ国家の樹立に関する断固としたスタンスを確認する」と述べられた。

声明ではまた次のように述べられた。

「カタールは、パレスチナ国民が正当な権利を全て獲得するまでパレスチナ人の同胞達の苦痛を和らげるためにできる限りのあらゆる支援を提供するための努力を厭わない」

サウジアラビアのアル・アラビーヤ局は、カタールがイスラエルとの国交正常化に関してアメリカに行った返答を歪曲したニュースを放送している。

ニュースではアメリカのティモシー・レンダーキング湾岸諸国問題担当国務副長官次官補の「カタールがイスラエルとの国交正常化合意署名を受け入れた」とする主張を伝えたものの、アメリカ当局の発表では、

「カタールはイスラエルとの最新の国交正常化合意を拒否し、アメリカ政府はこのことを理解し、国交正常化に関する協議はなお継続中である」と述べている。

カタール外務省のルルヴァ・アル・ハティル報道官は9月14日にアメリカに拠点を置く報道機関ブルームバーグとのインタビューで、パレスチナ人との見解の相違が解決されるまで同国はイスラエルと国交を正常化することはないと語っている。

イスラエルは9月15日にホワイトハウスで開催された式典で湾岸諸国のうちアラブ首長国連邦及びバーレーンと国交正常化合意に署名している。

 

(2020年9月21日)



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