【レバノン大爆発】 アウン大統領 「損害は150億ドル以上」

レバノンのミシェル・アウン大統領は、首都ベイルートで先週発生した大爆発がもたらした物的損害は150億ドル(日本円で約1兆6000億円)を上回ったと報告した。

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【レバノン大爆発】 アウン大統領 「損害は150億ドル以上」

 

レバノン国営通信(NNA)が伝えたところによると、アウン大統領はベイルート港で発生した激しい爆発に関してスペイン国王フェリペ6世と電話で会談した。

アウン大統領は電話会談で、同国の首都で発生した爆発がもたらした物的損害は150億ドルを上回ったと予測されると語った。

国王フェリペ6世はスペインはこの困難な時期にレバノンと連帯していると強調した。

また、レバノン警察総局国内安全保障課から書面で出された声明では、爆発が発生した8月4日から被害評価調査が開始されたと明かされた。

建物3972棟と車両4214台が被害に遭ったことが確認されたと述べられた声明では、被害評価調査はなお継続中であると述べられた。

声明ではまた、当該の爆発で死亡したものの身元が特定できない人や行方不明者の身元を特定するために専門チームが発足したと指摘された。

ベイルート港では8月4日に爆発性物質が保管されていた12番倉庫でまず火災が発生し、続いて都市全体を揺らした非常に強力な爆発が発生している。

アウン大統領は、6年間ベイルート港にある倉庫で保管されていた硝酸アンモニウム物質2750トンが爆発の原因となったと語っている。

レバノン保健当局の発表によると、爆発で171人が死亡、30、40人が行方不明となっている。負傷者およそ6000人のうち120人は集中治療室で治療を続けており、約1500人ほど特別治療を受けたい負傷者がいる。

レバノン当局は爆発を攻撃ではなく「過失」と見なしており、これを受けてレバノンの通りでは責任者の処罰を求める抗議が発生している。

 

(2020年8月13日)



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