【レバノン】 ベイルートで15日間の非常事態宣言

レバノン議会が、ベイルート港で発生した爆発への抗議として辞任する決定をした議員8人の辞任を承認した。

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【レバノン】 ベイルートで15日間の非常事態宣言

ベイルート港で発生した大爆発の後に初めて招集されたレバノン議会は、首都ベイルートで今日(8月13日)から暫定的に15日間の非常事態を宣言した。

議会は、ベイルート港での大爆発を受けて、ベイルートにあるユネスコ(UNESCO)の建物で招集された。

国営テレビ局で生中継されたこの会議で、議会は、爆発当日に国防省から告知された2週間の非常事態を、今日から開始して15日間として承認した。

また、会議では、この爆発への抗議として議会を辞任する決定をした議員8人の辞任も承認された。

こうして、128人分のレバノン議会の議員数は120人に減った。

ベイルート港で8月4日、爆発物が保管されていた第12倉庫でまず火災が発生し、続いてベイルート全土を揺るがす大規模な爆発が発生した。

ミシェル・アウン大統領は、ベイルート港の倉庫に6年間保管されていた2750トンの硝酸アンモニウムがこの爆発の原因となったと述べている。

爆発で171人が死亡、およそ6000人が負傷し、30~40人が行方不明となっていることが伝えられる一方、負傷者のうち120人は集中治療を受けていることが明らかにされている。

レバノン当局は、爆発の原因は攻撃ではなく「過失」であると述べ、それを受けてレバノンの道々で責任者の処罰を求める抗議デモが起きた。

抗議デモの結果、レバノンのハッサン・ディアブ首相がアウン大統領に辞職の意向を伝え、ディアブ内閣は総辞職した。

 

(2020年8月13日)



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