ボレルEU外務・安全保障政策上級代表、アゼルバイジャンとアルメニアの各外相と電話会談
欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表が、アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外務大臣およびアルメニアのゾーラブ・ムナツァカニャン外務大臣と電話会談した。
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書面の発表が行われ、ボレル代表が、バイラモフ大臣とムナツァカニャン大臣と同時に会談をしたことが伝えられた。
発表で、ボレル代表が亡くなった人々の遺族に哀悼の意を表したことが述べられ、
「双方とも軍事衝突を止め、緊張を高める発言を控えるよう」呼びかけたことが伝えられた。
ボレル代表が、すべての地域的主体が「平和的な目的」のために努力を尽くすべきであると述べられた発表で、当事者が直接会談することが重要であると伝えられた。
発表で、ボレル大臣がナゴルノ・カラバフ問題に関する交渉を再開することが重要であると指摘したことが伝えられた。
アルメニア軍は、7月12日に国境地帯のトヴズ地域でアゼルバイジャン軍基地に大砲その他の攻撃をしかけ、アゼルバイジャン軍の反撃を受けて損失を被りつつ撤退した。
衝突で、アゼルバイジャン軍から中尉1人を含む兵士4人が死亡し、兵士4人が負傷した。その後も続いた衝突で、アゼルバイジャン軍から少将1人を含む兵士8人が殉国した。
(2020年7月23日)
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