【リビア】 ハフタル将軍、石油生産の停止継続を切り札に威嚇

リビア東部にいる非合法な武装勢力のリーダー、ハリファ・ハフタル将軍が、提示した条件が受け入れられるまで石油生産の停止を続けることを発表した。

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【リビア】 ハフタル将軍、石油生産の停止継続を切り札に威嚇

 

ハフタル将軍所属の武装集団のアフマド・アル・ミスマリ報道官はソーシャルメディアのアカウントからビデオメッセージを公表して書面の声明を読み上げた。

アル・ミスマリ報道官は声明で、提示した条件が受け入れられなければリビアの石油生産は引き続き停止されると明かした。

声明では、リビアで得られた石油収益の3分の1が同国にある自分達の銀行口座に収められることを条件に課すことが告知された。

ハフタル将軍を支持する集団がリビア政府が得る資金源を断つために同国東部にある石油施設を1月から閉鎖したことにより石油生産はほぼ停止状態となった。

1日当たり120万バレルの原油を生産できるアフリカ最大の石油埋蔵量を持つリビアでは、今年(2020年)初めにハフタル将軍を支持する集団が半年以上もの間石油生産を停止したことにより1日当たりの生産量が10万バレル以下に減少し、同国で燃料の行列は当たり前になっている。

専門家は、リビアで政府に対して次々と犠牲を出していることから政治的解決へ立ち戻る道を模索しているハフタル将軍が駆け引きの切り札として使用している石油生産の停止により国際的な圧力にさらされていると述べている。

 

(2020年7月12日)



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