国連、シリア・アサド政権に受刑者の釈放を呼びかけ

国連のガイル・ペデルセン・シリア特別代表が、シリアのアサド政権に対し、同国の受刑者や拉致された人々の「大部分」を「一方的に」釈放するよう呼びかけた。

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国連、シリア・アサド政権に受刑者の釈放を呼びかけ

ペデルセン代表は、国連と欧州連合(EU)の共同開催による「シリアと地域の未来の支援に向けた会議」と題した第4回ブリュッセル会議の開会式で演説した。

自身の任務の優先事項は10年目に突入したシリア内戦で暴力を終わらせることであると強調したペデルセン代表は、トルコとロシアの合意により3月6日0:01にイドリブで発効した停戦がほぼ遵守されていることに安心していると述べた。

ペデルセン代表は、シリア全土で停戦を発効させるよう改めて呼びかけ、イドリブでもたらされた平穏を他の地域でも見たいと述べた。

演説で、アサド政権をはじめとするシリアの関連当事者に呼びかけたペデルセン代表は、

「シリア政府(アサド政権)とシリアの他の関連当事者に、受刑者や拉致された人々の大部分を一方的に釈放し、行方不明となった人々のためにも然るべき行動を取るよう、改めて呼びかける」と語った。

ペデルセン代表は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症に妨害されなければ、スイスのジュネーブで第3回目の会談となるシリア憲法委員会会議を開く可能性があるとも述べた。

 

(2020年6月30日)



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