ロウハーニー・イラン大統領、ホルムズ海峡の代わりにオマーン湾からの石油輸出を発表

イランのハサン・ロウハーニー大統領は、地域の緊張の中心であるホルムズ海峡の代わりにオマーン湾沿岸に位置するジャースク港から石油を輸出すると発言した。

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ロウハーニー・イラン大統領、ホルムズ海峡の代わりにオマーン湾からの石油輸出を発表

 

イラン国営テレビによると、ロウハーニー大統領は全長1000キロメートルの石油パイプラインプロジェクトの開通式で演説し、同国が石油輸出に対して使用しているホルムズ海峡が頻繁に地域の緊張の中心になっていることに注意を促し、

「イランはプロジェクトのおかげでもはやホルムズ海峡に依存することはない」と述べた。

ロウハーニー大統領は、3月から1日当たり100万バレルの原油をオマーン湾沿岸にあるジャースク港から輸出することを計画していると述べ、

「このプロジェクトは経済的な観点からだけではなく、国家安全保障の観点からも最も重要なプロジェクトの1つである。このおかげで顧客はホルムズ海峡の閉鎖を含むいかなる状況でも我々から石油を購入することができると確信するようになる」と話した。

ペルシャ湾とオマーン湾を互いに結ぶホルムズ海峡は、世界のエネルギー産業において戦略的に重要である。イラン政権は、地域の緊張の中心となっているホルムズ海峡で発生するトラブルが中東から大量の石油を出荷している数か国のほかインドや中国に与える影響を指摘している。

世界最大の石油埋蔵量を有するイランは、アメリカが科している一方的な制裁により石油の販売で大きな問題に直面している。

 

(2020年6月25日)



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