新型コロナによりコロンビア人200人以上がブラジルの空港で足止め

南米で新型コロナウイルス(Covid-19)感染症の拠点となっているブラジルで、コロンビア人200人以上が帰国できることを願ってサンパウロ空港で野営した。

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新型コロナによりコロンビア人200人以上がブラジルの空港で足止め

 

航空券を購入する資金がないと語ったコロンビア人の多くは、空港の搭乗前の待合室近くの一帯で布団、敷物、段ボールを敷いて寝て夜を過ごした。床にそのまま寝る人の姿も見られた。

感染症によりブラジルで失業したコロンビア人の1人であるホセ・アビラ・サアベドラさんは、「稼いだお金を家賃に充てていた。現在はホームレスになってしまい、家族と一緒に帰国したい」と述べた。

サアベドラさんはブラジルで仕事に就けず、お金もないと明かし、「我々を助けてくれるようコロンビア大統領に求める。施しでお腹を満たしている」と話した。

在ブラジル・コロンビア大使館から出された声明では、感染症の当初にコロンビア人346人を商用機3機で帰国させたものの、乗客は皆出国の費用を自分で支払ったとされた。

声明では、コロンビアの法律は政府が誰かの渡航費を負担することを禁じており、空港で野営しているコロンビア人の帰国の提案は却下されたことが強調された。

サンパウロ空港の運営者も状況を監視していると発言した。

ブラジルでは新型コロナウイルスにより2万5598人が死亡した。同国の症例数は41万1821件である。

 

(2020年5月28日)



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