イエメン政府、紅海に停泊の原油タンカーをめぐりフーシ派を非難

イエメン政府が、フダイダ県北部にあるラス・イサ港で5年間にわたり停泊し、原油が漏れるリスクを負っているタンカーのメンテナンスができない原因はフーシ派にあると述べた。

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イエメン政府、紅海に停泊の原油タンカーをめぐりフーシ派を非難

イエメン外務省のアブドゥッラー・アル・ハドラミー大臣は、フーシ派のムハンマド・アブドゥルサラム報道官が今日(5月10日)、サフィル原油タンカーで原油漏れが起きた場合はその全責任はアメリカの支援を受ける有志連合軍にあると発言したことに対し、ツイッターのアカウントから回答した。

フーシ派は嘘をついていると述べたハドラミー大臣は、

「フーシ派は、何年間も、国連のメンテナンスチームがサフィル原油タンカーのもとへ行くのを妨害している。政府、国連安全保障理事会、欧州連合(EU)、アラブ連盟、国際社会の呼びかけを拒否している。今日、自らがしてきたことすべてを徹底的に否定した」と語った。

アブドゥルサラム報道官は今日、

「我々はずっと以前から、サフィル原油タンカーのメンテナンスを呼びかけてきた。原油漏れが起きた場合はその全責任はアメリカの支援を受ける有志連合軍にある。アメリカは、政治的保護や軍事支援を行って攻撃や禁輸を続けていることの責任を負っている」と述べた。

イエメン政府は以前、フーシ派を、5年間にわたりフダイダの海岸で待機しているサフィル原油タンカーを調査するための許可を国連のチームに与えていないとして非難したことがある。

タンカーに積まれた100万バレル以上の原油は紅海に災厄をもたらす可能性があると述べたイエメン政府は、国連から、タンカーで調査を行うための許可を下すよう、フーシ派に圧力をかけることを要請した。

ラス・イサ港からの輸出は、フーシ派と政府軍が衝突を開始した2015年初頭以降、止まっている。

この港は、イエメンで原油を輸出する3つの港の1つとして知られており、マアリブ原油の輸出がより多く行われている。

 

(2020年5月10日)



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