国連人道問題調整事務所、リビアでの新型コロナ用の病院に対する攻撃を非難

国連は、リビア東部にいる非合法な武装勢力のリーダー、ハリファ・ハフタル将軍の民兵が新型コロナウイルスの治療用に割り当てられた首都トリポリにある病院を標的にしたことに抗議した。

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国連人道問題調整事務所、リビアでの新型コロナ用の病院に対する攻撃を非難

 

国連人道問題調整事務所(OCHA)のイェンス・レルケ報道官は、国連ジュネーブ事務局でビデオ会議を使って記者会見を開き、アル・ハドラ病院に4月6日に行われた攻撃に言及した。

レルケ報道官は、誰が病院を攻撃したかは特定せずに会見で国連のヤクブ・アル・ヒロ・リビア人道支援調整担当の攻撃に関する声明を読み上げた。

アル・ヒロ調整担当は声明で、アル・ハドラ病院に行われた攻撃に驚愕したと明かし、

「リビアの人々が安全な家と機能する医療システム以外に何も必要としていない時期にまたしても病院が攻撃された知らせを受けた。これは国際人道法への明白な違反である」と述べた。

医療機関や医療従事者が新型コロナウイルスパンデミックに対して世界的な対策を行っている時に行われた攻撃は「容認しがたい」と強調したアル・ヒロ調整担当は、リビア当局は国連及びその他人道支援機関と共に国内に新型コロナウイルスが蔓延しないよう時間と闘っていると述べた。

3月の時点で戦闘により27の医療機関がさまざまな程度の被害を受け、このうち14か所は完全に閉鎖されたと説明したアル・ヒロ調整担当は、23の医療機関も戦闘により閉鎖の危険にさらされていると語った。

 

(2020年4月7日)



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