【イエメン】 ジャウフ県知事、フーシ派の同県での進軍を否定
イエメンのジャウフ県のエミン・アル・アキミ県知事が、同県への潜入を試みるフーシ派が進軍しているという主張を否定した。
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アキミ知事は、イエメン軍のサイト"26September.Net"上で、フーシ派の潜入企てに関して発言した。
アキミ知事は、フーシ派がジャウフ県とサヌア県周辺を制圧したという主張は事実ではなく、逆にフーシ派に対して政府軍の方が効果的な結果を出していると話した。
国営イエメン通信SABAが軍筋に基づいて報じた昨日(2月16日)のニュースで、ジャウフ県への潜入を試みた際にフーシ派民兵18人の遺体を押収し、民兵数人も負傷した状態で拘束されたことが伝えられた。
サウジアラビアが主導するアラブ連合軍のトーネード型戦闘機1機が、2月15日土曜日にジャウフ県でフーシ派によって撃墜された。
長年にわたり政情不安が蔓延しているイエメンでは、イランの支援を受けるフーシ派が、2014年9月以降首都サヌアと一部地域を支配している。
サウジアラビア主導の有志連合軍は、2015年3月以降、フーシ派に対抗してイエメン政府軍を支援している。
(2020年2月17日)
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