【リビア】 国連、ハフタル軍を追及するよう呼びかけ

国連が、7月にリビアでハリファ・ハフタル司令官率いる軍の戦闘機が、首都トリポリに近いタジュラ地域にあり移民や難民が滞在する施設に対して実行し、53人を死亡させた攻撃の犯人を追及するよう、呼びかけた。

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【リビア】 国連、ハフタル軍を追及するよう呼びかけ

国連リビア特別代表部と国連人権高等弁務官事務所が共同で作成した新たなリビア報告書が発表された。

報告書で、タジュラ地域の施設への攻撃は、リビアにおける衝突のうち「最も致死的」なものだと強調された。

空爆を実行する戦闘機が外国のものである可能性が高いと指摘された報告書で、移民と難民を空爆する戦闘機は、ハフタル司令官率いるリビア国民軍という名の武装グループのものなのか、ハフタル軍を支援する外国のものなのかは、不透明なままだと述べられた。

報告書で、空爆に関して何らかの外国政府について言及はないが、アラブ首長国連邦(UAE)がリビアの空爆に関与しているとして非難されている。

13ページからなるこの報告書で、

「国連は、国際法の違反に関連して、犯人の追及のために独立した中立的かつ包括的な尋問を行うよう、すべての衝突当事者に対し改めて呼びかける」と述べられた。

報告書で、昨年リビアで民間人287人が殺害され、民間人369人が負傷したことが伝えられ、民間人の被害の60パーセントが空爆によるものであることに注意が促された。

ミシェル・バチェレ国連人権高等弁務官は、この報告書に関して声明を発表し、移民が滞在する施設への空爆は「戦争犯罪」の可能性が高いと強調した。

リビア国民は移民や難民を容赦なく煽る暴力や弾圧の只中にいると述べたバチェレ弁務官は、

「国際法の内容における犯罪の犯人を追及しなければならない」と話した。

 

(2020年1月29日)



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