リビア国民合意政府軍、ハフタル軍の攻撃の可能性に対して警戒態勢

リビアの非合法武装勢力のリーダー、ハリファ・ハフタル将軍がリビアに対する停戦草案に署名せずにロシアでの交渉の席を立ったことを受けて、国際的に認められているリビア国民合意政府(国民統一政府)の軍は攻撃の可能性に対して警戒態勢に入った。

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リビア国民合意政府軍、ハフタル軍の攻撃の可能性に対して警戒態勢

 

リビアでトルコとロシアが共同で行った呼びかけにより1月12日に導入された「脆い」停戦は引き続き有効性を保っている。

ハフタル将軍がモスクワでの交渉の席を立ったことや、リビア国内の政治的同盟者から発せられた「停戦はその有効性を失い、戦いは続行される」方向での発言を受けて、同国の合法的な代表者であるリビア国民合意政府所属の軍は首都やその周辺で警戒態勢に入っている。

当事者が互いの通信を遮断するために使用している通信妨害装置により一帯では携帯電話もつながらない。

停戦が有効であるにもかかわらず前線の実戦拠点では銃声が聞かれる。

ハフタル将軍の民兵たちが自分たちに対して威嚇発砲をしたり、折に触れて大砲を発射していると説明したリビア国民合意政府軍は、特に未明にハフタル軍が一帯に侵入を試みていると伝えた。

リビア国民合意政府軍は、対抗措置を講じる目的でハフタル将軍の民兵たちがどの拠点にいるか、どのような措置に備えているかを議論している。

停戦に忠実であることを強調しているリビア国民合意政府軍は、しかし相手から行為があった場合には撤退せず、撃退するための用意ができていることを明らかにした。

 

(2020年1月15日)



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