【ボスニア・ヘルツェゴビナ】 セルビア人が多く暮らす都市でモスクに攻撃

ボスニア・ヘルツェゴビナでセルビア人が多く暮らすボサンスカ・ドゥビツァの由緒あるチャルシュ・モスクの窓が割られ、壁が被害を受けた。

【ボスニア・ヘルツェゴビナ】 セルビア人が多く暮らす都市でモスクに攻撃

 

ボサンスカ・ドゥビツァで17世紀に建設され、ボスニアで発生した戦争で倒壊されたあとに2003年に再興されて再び礼拝できるようになった同モスクに対する攻撃は、都市にいるムスリムのボシュニャク人の反発を招いた。

2000人余りのムスリムが暮らす都市のイマーム総代、サフェト・ベガノヴィッチ氏は、攻撃に関して地元当局に情報を伝えたと述べ、攻撃者たちがモスクがある通りにあったベンチにも被害を与えたと語った。

ボスニア・ヘルツェゴビナ・イスラム連盟から出された声明では、都市にある由緒あるモスクが昨年(2019年)も同様の攻撃にさらされたことを振り返った。

セルビア人であるラデンコ・レリッチ市長は攻撃を非難すると明かし、モスクの被害はすべて市役所によって補償されると語った。

クロアチア国境に接するボスニア・ヘルツェゴビナのボサンスカ・ドゥビツァでは、2013年の最新の国勢調査によるとセルビア人およそ1万8000人、ボシュニャク人およそ2000人が暮らしている。

都市には少数のクロアチア人も居住している。

 

(2020年1月14日)



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