【イラン】 ロウハニ政権、「ウクライナ機の撃墜は我々から隠蔽された」

イラン政府のアリー・ラビー報道官が、ウクライナ国際航空の旅客機がイランの防空システムのミサイルによって撃墜されたという情報が、ハサン・ロウハニ大統領と政府関係者から隠蔽されたと述べた。

【イラン】 ロウハニ政権、「ウクライナ機の撃墜は我々から隠蔽された」

国営イラン通信によると、ラビー報道官は、首都テヘランで記者会見を開き、

「我々は、嘘つき呼ばわりされ、事件を隠蔽したとして非難された。事実はそうではなかった。我々は嘘をついておらず、この件に関して我々に情報が提供されなかったのだ」と語った。

ロウハニ大統領も含む政府関係者に対し、旅客機が防空システムによって「人為的ミス」により撃墜されたという情報が届いたのは、1月10日金曜日午後だったと述べたラビー報道官は、

「ロウハニ大統領は、この件を知ると、国家安全最高評議会を招集し、この件に関する声明を発表した」と話した。

ラビー報道官は、「革命防衛隊空軍のアミール・アリー・ハジュザーデ総司令官は、この件について1月8日水曜日に知り、上級関係者と共有したと述べた。上級関係者も、この件を調査すべきだと考えた」と話した。

この件についての情報が政府に届いたのが2日後だったことに何らかの意図は働いていないと述べたラビー報道官は、

「情報が届くのが遅かったことで我々も不快に感じている。問題は、機構間の構造的な通信障害に起因している」と語った。

1月8日にウクライナの首都キエフに向かうためにテヘラン・イマーム・ホメイニ国際空港から離陸した旅客機は、離陸直後に墜落し、旅客機に搭乗していた176人全員が死亡した。

イラン政府は、イラン軍が旅客機を撃墜したことを否定した。しかし、事件から3日後、イラン参謀本部が、旅客機が「巡航ミサイル」と認識され、短距離ミサイルによって「誤射」されたことを認めた。

 

(2020年1月13日)



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