スウェーデン在住のシリア難民がギリシャを相手取り訴訟
スウェーデンに暮らすあるシリア難民が、ギリシャを相手取り、10万ユーロ(約1217万円)相当の賠償金支払いを求めて訴訟を提起した。
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スウェーデンに暮らすシリア難民のビラル・ムハンマドさん(68)が2014年に乗ったボートに向け、ギリシャのプセリモス島でギリシャの沿岸警備隊が発砲した。
この事件で負傷し、障害を抱えたムハンマドさんは、それを理由にギリシャを相手取り、10万ユーロ相当の賠償金支払いを求めて訴訟を提起した。
ギリシャ沿岸警備隊司令部から出された声明では、14人が乗っていたボートが危険な航行を行っており、それを止めるためにエンジンに発砲したと述べられた。
ムハンマドさんがロードス地方裁判所に提起した訴訟の判決は、来月に下される予定である。
(2020年1月1日)
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