カラマール国連報告者、カショギ氏殺害に関するサウジアラビアの判決に反発

国連のアニェス・カラマール超法規的処刑問題担当特別報告者は、ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺人訴訟でサウジアラビア裁判所が出した判決は滑稽な判決であると明かした。

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カラマール国連報告者、カショギ氏殺害に関するサウジアラビアの判決に反発

 

カラマール報告者は、カショギ氏訴訟で容疑者に関する判決が出されたことを受けてソーシャルメディアのツイッター(Twitter)のアカウントに投稿し、捜査、検察、司法手続きにおける滑稽さが続いていると見解を述べた。

国際法の規則に則って公開されるべき裁判が非公開で行われたことに注意を促したカラマール報道官は、サウジ当局者18人が在イスタンブール・サウジアラビア総領事館で10日間にわたって事件現場の証拠を抹消してミネソタ議定書の正義を阻止したと述べた。

国際人権法によれば、カショギ氏の死は超法規的処刑であり、サウジアラビア国家に責任を取らせる必要があるのに一切の責任に言及されていないと明かしたカラマール報告者は、カショギ氏殺害でムハンマド・ビン・サルマーン皇太子といった殺害を許可した者や黙認した者と指揮系統に関する捜査が進められなかったと述べた。

カラマール報告者は、裁判所がカショギ氏殺害を意図的ではなく事故であると判決を出したが、殺人者が遺体をばらばらにしており、このことは計画が必要であることを考慮すると、この判決を出したことは滑稽であると述べた。

サウジアラビア検察庁は、在イスタンブール総領事館内で2018年10月2日に惨殺されたカショギ氏訴訟で容疑者5人に死刑、容疑者3人には合計24年間の禁固刑が科されたことを発表している。

カショギ氏殺害を指揮した人物として知られるサウード・アル・カフタニは処罰されなかった。

サウジアラビア検察庁は、カショギ氏殺害に関与したムハンマド・アル・オタイビ元駐イスタンブール・サウジアラビア総領事も処罰しなかった。

検察は、カショギ氏殺害に加担したアフマド・アシリ元情報庁副長官が釈放されたことを発表した。

 

(2019年12月24日)



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