イスラエルのトルコ敵視プランがメディアに流出

「占領下にある東クドゥス(クドゥス:一部の国や地域では「エルサレム」と呼ばれている)に暮らすパレスチナ人に対するトルコのプロジェクトを制限する」ことを目的とするイスラエルの狡猾なプランの詳細がメディアに流れた。

イスラエルのトルコ敵視プランがメディアに流出
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イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に近いことで知られるイスラエル・ハヨム紙の10月7日号に「(レジェプ・ターイプ・)エルドアンを阻止するプラン」と題してトップに掲載された記事では、イスラエルのイスラエル・カッツ外務大臣が東クドゥスに居住するパレスチナ人に対するトルコの人道支援、開発プロジェクト、社会および文化活動を阻止する目的で外務省にプランを準備するよう指示を出したと伝えられた。

記事では、「アル・アクサー・モスクに対するヨルダンの特別地位を保護することを目的とする」と主張されているプランをカッツ大臣が「早めに」ネタニヤフ首相に提出する意図があると明かされた。

イスラエル当局がトルコが東クドゥスで進めている取り組みに「長い間」不快感を抱いていると指摘された記事では、当該の計画ではトルコ国際協力調整庁(TİKA)とユヌス・エムレ文化センターの東クドゥスにおける活動を制限することが目的とされていると述べられた。

記事では、トルコ敵視を元に立てられたプランの実現に対してはネタニヤフ首相の承認だけで十分であるものの、トルコ政府とイスラエル政府間の緊張がさらに高まることを懸念して安全保障閣議でもこの件を取り上げることが見込まれているとする見解が掲載された。

同紙の記事ではまた、イスラエルで発生している連立危機によって新政府の組閣ができていないものの、当該のプランが「安全保障関連」であることが主張されてネタニヤフ首相が率いる暫定政府によって承認される可能性があると指摘された。

記事では、トルコ国際協力調整庁が東クドゥスに居住するパレスチナ人に対して実現しているプロジェクトにも広く紙面が割かれた。

カッツ大臣は、イスラエルで9月17日に実施された早期選挙の数日前にツイッター(Twitter)からヘブライ語とアラビア語で投稿し、占領下にある東クドゥスでのトルコの活動を停止させるために外務省に一連の一括予防措置政策を準備する指示を出したことを発表している。

 

(2019年10月7日)



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