【カショギさん殺害から1年】 ワシントン・ポスト紙が同僚カショギ氏を偲んで特別紙面

アメリカのワシントン・ポスト紙が、サウジアラビア人ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の没後1年にちなんで特別紙面を用意した。

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【カショギさん殺害から1年】 ワシントン・ポスト紙が同僚カショギ氏を偲んで特別紙面

 

同紙は、カショギ氏が在イスタンブール・サウジアラビア総領事館で殺害されてからちょうど1年後にカショギ氏の記事も掲載された紙面「グローバル・ビュー」のタイトルを「ジャマル・カショギ:失われた声、高まる異口同音」に変更した。

同紙のフレッド・ハイアット編集長は紙面の注釈で、

「1年前にサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は論争を骨鋸で終わらせることができると考えた。ムハンマド皇太子は勇敢で名高いわれわれの同僚ジャマル・カショギ氏の人生に終止符を打ち、彼を黙らせることに成功した。しかし、この紙面でご覧のように、論争はなお続いており、カショギ氏に命を吹き込んだ自由、民主主義、寛容、文化間におけるより深い理解の追求は容易に排除されるものではない」と述べた。

当該のページには、レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領がカショギ氏殺害に関して執筆した記事のほか、カショギ氏の婚約者であったハティジェ・ジェンギズ氏、紙面「グローバル・ビュー」を編集したカレン・アッティア氏、ノーベル賞受賞者のタワックル・カルマン氏、ピューリッツァー賞受賞者のアメリカ人ジャーナリストのデーヴィッド・イグナシウス氏、サウジ人人権擁護者のイヤド・アル・バグダディ氏、アメリカ民主党のロブ・メンディス議員といった人物の記事が掲載されている。

また、同紙面にはアメリカの漫画家トム・トールズ氏がカショギ氏殺害に関して描いた絵も単一のタイトルの元に集められている。

同紙面の記事は英語のほかアラビア語でも公開されている。

 

(2019年10月2日)



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