ラブロフ露外相、シリアの安全地帯に関し発言
ロシア外務省のセルゲイ・ラブロフ大臣が、シリア北部で構築が予定されている安全地帯に関してトルコは正当だと述べた。
1277999

第74回国連総会のためにアメリカのニューヨークに滞在中のラブロフ大臣は、記者団の質問に答えた。
シリア北部で構築が予定されている安全地帯とトルコ・アメリカ間の交渉に関する質問に対し、ラブロフ大臣は、
「トルコ政府はその要請においてごく正当である。なぜなら現在アメリカの管理下にある地域から潜入するテロリストのせいでトルコは問題に直面しているからだ」と答えた。
シリアの領土保全と主権がテーマとなっているため、ロシアは安全地帯について「無関心」ではおらず、どちらの国とも会談していると述べたラブロフ大臣は、
「アメリカは地域にいるクルド人を利用しており」、「シリア独自の政権機構を構築するために具体的な取り組みが行われている」と伝えた。
ラブロフ大臣は、国連総会に出席する予定だった一部のロシア人外交官にアメリカがビザを発給しなかったことに関して、ロシア政府は必要な取り組みを行って対抗すると話した。
(2019年9月28日)
注目ニュース

新型コロナで1億6800万人以上の子どもが学校に通えず ユニセフが発表
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が原因で、この1年間で1億6800万人以上の子どもが対面授業を受けられなかった。

ストルテンベルグNATO事務総長、EUに戦略的連帯を提案
北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は防衛でアメリカへの依存を軽減して「戦略的に自立」することを望む欧州連合(EU)にこの目標の代わりに「戦略的連帯」を提案した。