世界最高地の戦場「シアチェン氷河」、パキスタン軍が世界で初めてアナドル通信社に公開

パキスタンとインド間で1984-2003年に紛争の舞台となったことで「世界最高地の戦場」と呼ばれた8000メートルを超す山頂に囲まれたシアチェンと地域の軍事生活が、国際メディアでは初めてアナドル通信社によって撮影された。

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パキスタン、中国、インドの三角地帯で完全に氷河と雪に覆われた山脈から成る一帯には、70キロメートルを超える単一のシアチェン氷河により、両極地に続いて3番目に大きな氷河がある。したがって一帯は「第3の極地」と呼ばれている。

氷河は、パキスタンの生命線であるとされているインダス川とそれに接続するそのほかの河川を育んでいることからパキスタンにとって極めて重要であるだけでなく、中国とパキスタンを互いに結んでいることから戦略的な重要性も備えている。

パキスタン軍は、シアチェンにある派出所と軍事生活を初めてアナドル通信社に公開した。

パキスタン北部のギルギット・バルティスタン州スカルドゥにいるヘリコプター飛行隊は、シアチェン地域へのアクセスに使用されるヘリコプターが配置され、一帯に送られる医薬品、食料、軍事物資、その他必需品が収集される場所である。

パキスタン軍が管理する山頂と軍事派出所はここから約半時間の飛行で始まり、約3000メートルから6000メートルの間に数十か所の派出所がある。

パキスタン軍にいる兵士は皆、任務中少なくとも1回は21日間から30日間を一帯で、さらに多い時間をサドル、ユスフ、イブラヒムと呼ばれる6000メートルを超える最高地にある派出所で過ごさなければならない。

 

(2019年9月16日)



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