サウジ国王とパレスチナ大統領が電話会談:ヨルダン渓谷のイスラエルへの併合について

サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドゥルアジズ国王が、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が発表した、占領下のヨルダン川西岸地区にあるヨルダン渓谷を「併合する」という計画は、地域の緊張を危険な形で高めてしまう行為だと話した。

サウジ国王とパレスチナ大統領が電話会談:ヨルダン渓谷のイスラエルへの併合について

国営サウジ通信SPAのニュースによると、サルマン国王は、パレスチナのマフムード・アッバース大統領と電話会談した。

両首脳は会談で、ネタニヤフ首相がヨルダン渓谷を「イスラエルに併合する」と発表したことも含む一連の議題について、緊急のロードマップが必要だと述べた。

会談でサルマン国王は、抗議を受けているネタニヤフ首相のこの選挙公約に関し、

「この発表は、パレスチナ住民に対する緊張を危険な形で高めてしまう行為であり、国連の条約や国際規範に対する明確な侵害だ。イスラエルが既成事実により自らの政治を押し付けようとしても、パレスチナ住民の不変の権利は消滅しない」と語った。

アッバース大統領は、パレスチナ問題をめぐるサウジアラビアの姿勢を称賛した。

ネタニヤフ首相は、9月17日に同国で実施される早期選挙で再選されれば、「短期間中に」ヨルダン渓谷をアメリカと連携して「イスラエルに併合する」という公約を発表している。

 

(2019年9月12日)



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