トゥスク欧州評議会議長、ロシアのG7復帰に反対を表明

欧州評議会のドナルド・トゥスク議長は、アメリカのドナルド・トランプ大統領がロシアをG7(先進7か国)サミットに招待する発言をしたことに関し、

トゥスク欧州評議会議長、ロシアのG7復帰に反対を表明

 

「ロシアが2014年に除外された原因となった理由は、なお存在している。さらにはロシアがアゾフ海で挑発を行うといった新たな理由も加わった」と述べた。

フランス南西部にあるビアリッツで8月24日に開幕したG7(先進7か国)サミットの前に記者会見したトゥスク議長は、ロシアが「民主主義、法の支配、人権を尊重する形で歩み続けていない」と見解を述べ、ロシアの代わりに来年(2020年)ウクライナをG7サミットに来賓として招待するために関係国を説得する努力を行うと表明した。

またトゥスク議長は、諸国間で貿易戦争が続くこの時期にG7サミットは「連帯と団結」の観点から重要なテストとなるという特徴を持っていると述べた。

「貿易戦争は経済の停滞を招く」と警告したトゥスク議長は、問題の紛争は同時に信頼の環境を損なうと述べた。

トゥスク議長は、G7サミットの枠組みで8月25日にイギリスのボリス・ジョンソン首相とも会談すると明かし、イギリスの欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)に関してあらゆる協力や意見交換を行う用意があると強調した。

「合意なき離脱はEUにとって容認しがたい」との見解を共有したトゥスク議長は、「協力の用意がない唯一の事柄は合意なき離脱である」と発言した。

 

(2019年8月24日)



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