【シリア】 政権軍がハン・シェイフン区を制圧

シリアでアサド政権軍が、およそ2年半前に化学兵器による殺戮により議論の的となったハン・シェイフン区を、ロシアの支援を受けつつ制圧し、同区には民間人が一人もいなくなった。

【シリア】 政権軍がハン・シェイフン区を制圧

イドリブ県南部のハン・シェイフン区は2014年から現在まで、反体制派と反政府武装グループの管理下にあった。

ハン・シェイフン区は、2017年にアサド政権軍が化学兵器により100人を虐殺した後に世界で議論の的となった。

トルコ、ロシア、イランは、2017年5月4-5日に行われたアスタナ会議で、ハン・シェイフン区も含む地域をイドリブ緊張緩和地帯として宣言した。

しかし、ハン・シェイフン区がアサド政権軍とその支持者の激しい攻撃の的となったことでその宣言は無視された。

確かな地方情報筋のうちシリア介入調整局のムハンマド・ハラージ局長は、アナドル通信に発言し、2月9日以降ハン・シェイフン区で暮らしていた11万2000人の民間人全員が移住したと述べた。

反体制派の資料局も、2月以降この地域から急速に人がいなくなったものの、125人の民間人が攻撃で死亡したと伝えた。

ロシアの戦闘機が空から、特殊部隊と傭兵がイランの支援を受ける外国人テログループとともに陸から援助している政権軍は、ハマ県郊外からイドリブ県南部に向かって進軍し、ハン・シェイフン区を制圧した。

 

(2019年8月22日)



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