グリフィス国連イエメン特別代表、国連安保理にイエメンの状況に関して説明

国連のマーティン・グリフィス・イエメン特別代表は、イエメンで続く戦闘の前線における状況が急速に変化しており、同国は分断の危機に直面していると警告した。

グリフィス国連イエメン特別代表、国連安保理にイエメンの状況に関して説明

 

国連安全保障理事会にイエメンにおける進展に関して説明したグリフィス特別代表は、サナア、タイズ、ジャウフ、アルバイダ、ハッジャ、ダーリウで戦闘が続いていると語った。

合意が交わされたにもかかわらず、サナア空港がなお開港されておらず、フダイダ合意が十分迅速に適用されておらず、タイズに関して交わされた合意と捕虜の交換に関して具体的な措置が講じられていないことを強調したグリフィス特別代表は、フーシ派がサウジアラビアにある民間のインフラを意図的に狙って攻撃したり、アラブ首長国連邦が支援する南暫定評議会が管轄する勢力がアデンにある政府関連の建物を制圧しようと試みていることも非難した。

グリフィス特別代表は、イエメンの社会構造が被害を受けており、暴力や戦闘が同国南部にあるそのほかの県にも飛び火する可能性があることに注意を促し、「イエメンの分断の危機はますます高まっており、したがって和平プロセスの迅速化がいつも以上に必要である。浪費する時間はない」と述べた。

また、国連のウルスラ・ミュラー人道問題担当副事務総長は、アデンで政府軍と南暫定評議会所属の軍の間で行われている戦闘で民間人が少なくとも300人死亡または負傷したと語った。

 

 

(2019年8月21日)

 



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