ガザ地区の水質汚染が危険な次元に

パレスチナのムハンマド・シュタイエ首相は、イスラエルの封鎖下にあるガザ地区で発生している水質汚染が危険な次元に達していると発言した。

ガザ地区の水質汚染が危険な次元に

 

シュタイエ首相は、イギリスの国際開発省の支援によってガザ地区に約1200万ドル(日本円で約13億円)分の塩水浄化施設を建設するために開かれた署名式で演説した。

イスラエルの封鎖下にあるガザ地区の水質汚染に注意を促したシュタイエ首相は、

「ガザ地区で使用できる水の状況は非常に危険な次元に達した。したがって、ガザ地区に塩水を浄化するこのような施設が建設されることは非常に重要である。これはパレスチナ人への支援になり、彼らが抱える困難を軽減することになる」と述べた。

ガザ地区にあるパレスチナ水管理局のヤシル・エッ・シャンティ局長は以前行った発言で、自治体が管理している井戸水の99パーセントが世界保健機関(WHO)が特定している水の基準に適していないと述べている。

パレスチナ水管理局がガザ地区の水の97パーセントが飲料に適していないと発言する一方、一部専門家はこの割合は100パーセントに達していると主張している。水質汚染の原因は高レベルの塩化物と硝酸塩にあると考えられている。

国連から昨年(2018年)出された発表では、必要な措置が講じられなかった場合、ガザ地区の地下水は2020年に枯渇すると述べられている。

イスラエルは、パレスチナ人が約200万人暮らすガザ地区を2006年以降、陸、空、海から封鎖している。

 

(2019年7月24日)



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