ザリーフ・イラン外相 「ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官とネタニヤフ・イスラエル首相がトランプ米大統領をだました」

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、アメリカのジョン・ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が核合意に関してアメリカのドナルド・トランプ大統領をだましたと主張した。

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ザリーフ・イラン外相 「ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官とネタニヤフ・イスラエル首相がトランプ米大統領をだました」

 

ザリーフ大臣は、公式ツイッター(Twitter)のアカウントから投稿して次のように述べた。

「ボルトン補佐官とネタニヤフ首相は、2005年にイランとE3(ドイツ、フランス、イギリス)間で交わされたパリ合意を濃縮ウランをゼロにすることに固執して中止した。結果、イランは濃縮量を2012年に100倍に増加させた。現在も同様の疑念によって核合意を中止させるためにトランプ大統領をだましたのである」

ザリーフ大臣は、「Bチーム」と呼ぶボルトン補佐官、ネタニヤフ首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子、アラブ首長国連邦アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザーイド・ナヒヤーン皇太子を指して、

「Bチームは教訓を得ていないが、世界は教訓を得る必要がある」と述べた。

イランとイギリス、フランス、ドイツは、2004年にイラン政府の核プログラムに関するパリ合意に署名している。イランは、合意の枠組みで欧州との貿易の機会と引き換えに濃縮ウラン活動を停止していた。

2005年にイランのマフムード・アフマディーネジャード元大統領が就任すると、イラン政権は濃縮ウラン活動を再開し、合意を停止している。

国連安全保障理事会の常任理事国5か国とドイツ、イラン間で2015年7月に署名された包括的共同作業計画と呼ばれる核合意により、イランは制裁解除と引き換えに核プログラムの制限を受け入れている。

イランが合意を順守しているとする国際原子力機関の報告にもかかわらず、トランプ大統領は2018年5月8日に一方的に合意から離脱し、制裁を再開している。

イランも2019年5月8日に、合意上の利益の保護を呼びかけ、さもなければ合意の取り決めを制限すると発表している。

イラン政権は、7月7日に合意で特定された濃縮ウランの比率を超えたことを公表している。

 

(2019年7月9日)



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