ロウハーニー・イラン大統領顧問がトランプ米大統領に警告

イランのハサン・ロウハーニー大統領の顧問であるフサメディン・アシュナ氏は、アメリカのドナルド・トランプ大統領に「戦争に向かって進んでいる」と述べて警告した。

ロウハーニー・イラン大統領顧問がトランプ米大統領に警告

 

イラン大統領府戦略研究センターの所長でもあるアシュナ顧問はツイッター(Twitter)のアカウントに投稿し、アメリカ政権のイラン政権に対する措置は戦争のきっかけとなる可能性があると指摘した。

アメリカのジョン・ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官の「計画」に関してトランプ大統領を警告したアシュナ顧問は、投稿で次のように述べた。

「トランプ大統領よ、君はイランと(核合意の代わりに)より良い合意を追求していたのに、この代わりに戦争に向かって進んでいるようだ」

ボルトン補佐官を指してトランプ大統領に、「口ひげに耳を傾ければ、起こるのはこういうことだ」と呼びかけたアシュナ顧問は、戦争に突入した場合にトランプ大統領が2020年の選挙で敗北する可能性があることを振り返った。

トランプ政権は2018年5月8日に、2015年にイラン政権と署名した核合意からイランの弾道ミサイルと地域的活動も対象とした新たな合意を確立するために離脱することを発表している。

その後、イラン政権の石油輸出を標的にした制裁を導入したアメリカは、4月にはイラン革命防衛隊を「外国テロ組織」に指定している。

ロウハーニー大統領もアメリカの制裁に対抗して5月8日に、イランが核活動の一部を再開することを発表している。

イラン政権は、トランプ大統領はイラン政権と取引するために圧力をかけているが、ボルトン補佐官はイスラエル、サウジアラビア、アラブ首長国連邦と共にイランに対して戦争の計画を立てていると確信している。

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣もしばらく前に、「Bチーム」と名付けたボルトン補佐官、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子、アブダビのムハンマド・ビン・ザイード・アール・ナヒヤーン皇太子の反イラン計画に関してトランプ大統領を警告している。

 

(2019年5月14日)



注目ニュース