イドリブ緊張緩和地帯での攻撃が続く

シリアでアサド政権の兵士やイランが支援するテロリスト集団から成る政権軍とロシアが「イドリブ緊張緩和地帯」内にある民間の住宅地に行っている空爆や地上攻撃で5人が死亡した。

イドリブ緊張緩和地帯での攻撃が続く

 

政権軍とロシアは、「イドリブ緊張緩和地帯」内にあるハマー北部と西部の農村部とイドリブ南東部と南西部にある村に激しい空爆と地上攻撃を行っている。

民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)筋から得られた情報によると、5月8日未明から行われた攻撃で民間人5人が死亡した。

ホワイト・ヘルメットの部隊は、激しい爆撃が続いていることによって死者や負傷者が増加することを懸念している。

また、シリアのアサド政権、イランが支援するテロリスト集団、ロシアがイドリブ合意に違反して行っている攻撃の結果、2018年9月17日から民間人39万6480人が地域からの避難を余儀なくされた。

現地の市民社会組織の1つであるシリア介入調整担当のムハンマド・ハラージ代表は、アサド政権とその支援者たちが「イドリブ緊張緩和地帯」内にあるイドリブ、ハマー農村部、アレッポ農村部で合計89の民間の住宅地に空爆と地上攻撃が行われたと述べ、このうち49が樽爆弾の標的になったと明かした。

攻撃がこれほど広範囲に拡大したことによって移住の動きも増加したと述べたハラージ代表は、イドリブ南部、南東部、ハマー西部および北部にある農村部から民間人が家から避難することを余儀なくされたと説明した。

ハラージ代表は、家から避難した民間人の大部分はハタイ県レイハンル区の向かいに位置するシリア領内のアティマ、カフ、デイル・ハサン、カファル・ルシン各地域にあるキャンプ、地域にあるトルコ軍の停戦監視地点周辺、アレッポ西部の農村部、トルコがテロリストを一掃したオリーブの枝作戦やユーフラテス川盾作戦実行地域に移住したと述べた。

 

(2019年5月9日)



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