【リビア沖タンカー乗っ取り事件】 「テロ罪」として裁判へ

リビア沖でパラオ共和国船籍のタンカーを乗っ取り、取り調べを受けた不規則な移民3人は、マルタの法律により、テロ罪で裁判を受けることになる。

【リビア沖タンカー乗っ取り事件】 「テロ罪」として裁判へ

 


 

マルタ海軍により制圧されたタンカーがマルタの港に入った後、裁判所に送られテロ罪の枠内で裁判を受けることになった不規則な移民3人の罪状は、「力を行使してタンカーを奪取し、乗組員を脅迫」となった。

 

マルタの首都バレッタで行われた裁判で、タンカーを乗っ取ろうとした不規則な移民3人のうち1人は、ギニア国籍のアブダッラー・バリであると発表された。残りの2人は15歳のギニア国籍と16歳のコートジボワール国籍で、18歳未満であることから身元は明らかにされなかった。

 

3人は無罪を主張し保釈請求を出したが、ドナテッラ・フレンド・ディメク判事は、3人の保釈金を支払う身元引受人のあてがないことやタンカーに乗っていた船長や乗組員などがまだ休息できていないことを理由に却下した。

 

マルタの法律によると、船を不法に奪取することはテロ行為とみなされる。法律でこの罪を犯した者は7年から30年の実刑に処される。

 

 

 

 

■■■ リビア沖タンカー乗っ取り事件 ■■■

 

3月22日にイスタンブール県のトゥズラを出航したパラオ共和国船籍のタンカー「エルヒブル1号」が3月27日、リビアの海岸からボートで出発しヨーロッパに向かっていた、悪条件下の108人の不規則な移民をマルタで保護した。

 

しかし、リビアに戻ることを拒んだ不規則な移民の集団はタンカーを乗っ取るという手段に出た。

 

不規則な移民の集団は、船長と乗組員たちを脅し、タンカーの進行方向をマルタへと変えさせた。

 

しかし、知らせを受けたマルタ海軍が行動を開始し、不規則な移民の集団に乗っ取られたタンカーは制圧された。

 

パラオ共和国船籍のタンカーは全長52メートルで、2015年にトルコのある企業により売られたものだった。

 

 

 

(2019年3月31日日曜日)

 

 

 



注目ニュース