メルケル独首相 「ドイツ経済は『厳しいブレグジット』に備えている」

ドイツのアンゲラ・メルケル首相が、ドイツ経済はイギリスがEUから無意味に離脱するという意味の「厳しいブレグジット」に向けて十分に備えていると発表した。

メルケル独首相 「ドイツ経済は『厳しいブレグジット』に備えている」

メルケル首相は、昨日(3月22日)ベルギーの首都ブリュッセルでEU首脳会議の後に報道陣に発表を行った。

EUの加盟国27か国の承認を受けて、ブレグジットがイギリス議会で来週可決された場合は5月22日まで、でなければ4月12日まで延期されることに関し、メルケル首相は、現在のところは3月29日の無秩序なブレグジットを阻止しており、イギリス議会がどのような決議を下すかを待つと述べた。

延期の後にイギリスがブレグジットについてどの道を辿るのか決定すべきであると強調したメルケル首相は、ブレグジットの延期は5月26日に行われる欧州議会選挙を妨害できないと主張した。

メルケル首相は、無意味なブレグジットを望むような状況はないと述べた。

世界第2の経済大国である中国はEUのパートナーであり、ライバルでもあると強調したメルケル首相は、EUと中国の関係は「互恵」に基づいて築かれるべきだと述べた。

およそ1200億ユーロ(14兆8451億円)相当の貿易額により、イギリスは、昨年ドイツの6番目に大きな貿易相手となった。

ブレグジットの混迷は、アメリカ・中国関係、自動車セクターの停滞、ドイツ経済に影響しており、ブレグジットが実現すれば、ドイツへの負担が95億ユーロ(1兆1752億円)となることが計算されている。

 

(2019年3月23日)



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