米元中東特別代表 「ゴラン高原をイスラエルの領土と認定することは火遊びと同等」

アメリカの元中東特別代表マーティン・インダイク氏が、占領下にあるゴラン高原をイスラエルの領土として認定するという取り組みは、火遊びと同等であると述べた。

米元中東特別代表 「ゴラン高原をイスラエルの領土と認定することは火遊びと同等」

インダイク氏は、ツイッター(Twitter)のアカウントから行った発表で、アメリカがイスラエルのゴラン高原併合を認定すれば、アメリカ政府が他の諸国家と共同で作成し、イスラエルも承認した国連決議第242号を侵害することになると警告した。

イスラエルが現在「安全上の懸念による」との理由でゴラン高原から撤退することはないだろうと述べたインダイク氏は、

「気に入っても気に入らなくても、ゴラン高原はシリアの領土だ。イスラエルが自らのものではないゴラン高原を併合することを認定することは、政治的な目的にとっての火遊びである。どのアラブ諸国もそれを容認しない」と話した。

インダイク氏のこの発表は、アメリカのノースカロライナ州共和党上院議員のリンジー・グラハム氏が、昨日(3月11日)イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と占領下のゴラン高原を視察した後に行われたことで注意を引いた。

視察の際に報道陣に発言したグラハム氏は、アメリカがゴラン高原を「イスラエルの領土として」認定するためにアメリカのドナルド・トランプ大統領と会談する可能性があると述べ、「ゴラン高原が今日そして未来永劫イスラエルの一部として認定されるよう、活動を開始する」と語っている。

イスラエルは、シリアに属するゴラン高原を1967年から今も占領している。

 

(2019年3月12日)



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