グテーレス国連事務総長 「(シリア北部で)安全保障をめぐるトルコの正当な懸念を考慮に入れる必要がある」

国連のアントニオ・グテーレス事務総長が、シリア北部の20マイル(約32キロメートル)内部で安全地帯を構築する提案に関し、安全保障をめぐるトルコの正当な懸念を考慮に入れる必要があると述べた。

グテーレス国連事務総長 「(シリア北部で)安全保障をめぐるトルコの正当な懸念を考慮に入れる必要がある」

グテーレス事務総長は、国連本部で記者会見を開き、時事問題に関する質問に答えた。

シリア北部の20マイル内部での安全地帯構築に関する質問に対し、グテーレス事務総長は、

「シリアにとっての解決が、3つの原則で構成される必要があると確信している。1つ目の原則は、シリアの一体性と領土保全が確保されること。2つ目は、安全保障をめぐるトルコの正当な懸念を考慮に入れること。3つ目は、シリアの人口の多様性を考慮し、社会のそれぞれ異なるグループの声を伝えることも認められること。これが我々の3つの基準だ」と語った。

サウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害に関して国連が国際捜査を開始するかどうかという質問に対し、グテーレス事務総長は、

「私には何らかの捜査権限はない。事務総長が何をし、何をしないかは複雑だ。国連安全保障理事会が平和と安全への脅威があると判断して私に権限を付与すれば、私も捜査を開始することができる。国連総会が権限を付与することもある。刑事捜査を開始する権限は私にはなく、何らかの正式な要請をした国もない。国連人権理事会がこのような状況で決定を下すことはあり得る。加盟国から要請がなくとも、国連人権理事会は多くの手段を講じることができる」と述べた。

1月22-25日にスイスのダボスで開かれる世界経済フォーラムに出席するとも発表したグテーレス事務総長は、朝鮮半島から核兵器を一掃するためのロードマップを定めるために、アメリカと北朝鮮が一刻も早く真剣な交渉を始めなければならないと話した。

 

(2019年1月19日)



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