【ジャマル・カショギさん殺害】 カタール外相「アラブ諸国に害を及ぼした」

カタールのシェイク・ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール・サーニ副首相兼外務大臣が、サウジアラビア国籍のジャーナリスト、ジャマル・カショギさんの殺害を指揮した者らは責任が問われなければならないと述べた。

【ジャマル・カショギさん殺害】 カタール外相「アラブ諸国に害を及ぼした」

 

 

 

ムハンマド副首相兼外務大臣は、イタリアの首都ローマで開催中の「MED 地中海の対話フォーラム」で、ジャマル・カショギさん殺害事件後の経過についてコメントした。

サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、エジプトがカタールにしているボイコットも批判したムハンマド副首相兼外務大臣は、「アラブ諸国4か国のカタールへのボイコットが、カショギさん殺害事件の後も続くのかどうかはわからない」と述べた。

イタリアの報道機関で報道されたコメントで、ムハンマド副首相兼外務大臣は、「カショギさん殺害事件で起こったことは、我々(アラブ諸国)に害を及ぼした。我々は、国際社会が極めて明確な対応と答えを待っていると考えている」と述べた。

 

ムハンマド副首相兼外務大臣は、アメリカのドナルド・トランプ大統領がサウジアラビアの首都リヤドを訪問した際に、カタールについて悪い情報を吹き込まれたことにも言及し、「カタールは、アメリカとイランとの間にある意見の食い違いを修正することを促進させる役割を担い、架け橋となることができる」と述べた。

 

ムハンマド副首相兼外務大臣は、カタールで開催される2022年のサッカーFIFAワールドカップにより、「アラブ世界に新たなイメージをもたらし、世界に平和のメッセージを送る」ことを望んでいると表明した。

 

 

■■■ ジャマル・カショギさん殺害事件(大まかな経緯) ■■■

 

2018年10月2日

アメリカの新聞『ワシントン・ポスト』のコラムニストでサウジアラビア国籍のジャーナリスト、ジャマル・カショギさんは、婚姻手続きのために訪れたイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館の中に入った後、行方がわからなくなった。

 

2018年10月20日

サウジアラビア政府は、「カショギさんは総領事館の建物の中で発生した激しい喧嘩の末死亡した」と発表した。

 

2018年10月23日

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、「手元にある証拠はカショギさんが計画的殺害の犠牲になったことを示している」と発表した。

 

2018年10月31日

イスタンブール検察は、「カショギさんは総領事館に入ってすぐに絞殺された。遺体はバラバラに切断されて処分された」と発表した。

 

2018年11月15日

サウジアラビア検察が、「ジャマル・カショギさんの遺体は、イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館の中でバラバラにされた後、運び出された」と発表した。

 

 

 

(2018年11月23日金曜日)

 

 

 



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