ナウアート米国務省報道官、テロ組織フェト首謀者ギュレンの身柄引き渡しとカショギ氏事件に関して発言

アメリカ国務省のヘザー・ナウアート報道官は、アメリカ政権がテロ組織フェト(フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造)の首謀者フェトフッラー・ギュレンの身柄をトルコに引き渡すことが検討されたとする報道を否定した。

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ナウアート米国務省報道官、テロ組織フェト首謀者ギュレンの身柄引き渡しとカショギ氏事件に関して発言

 

ナウアート報道官は省内で記者会見を開き、2016年に発生した謀反の計画者ギュレンのトルコへの身柄引き渡しプロセスに関する報道に見解を述べた。

ナウアート報道官は、「アメリカ政権は、ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害事件後にトルコを落ち着かせるためにテロ組織フェトの首謀者ギュレンの身柄の引渡しに関する法的ルートを模索している」と伝えたアメリカのNBCニュース局の報道を否定した。

カショギ氏事件とテロ組織フェトの首謀者ギュレンの身柄引き渡しには何のつながりもないと述べたナウアート報道官は、ホワイトハウスでこの方向での会談は行われていないと語った。

ナウアート報道官は、

「トルコ側からもこれに関して(ギュレンの身柄引き渡し)数多くの要求を受けている。トルコ政府がギュレンの身柄引き渡しに関して提出した証拠はなお検証が続けられている。これは完全に司法省の管轄で進められているプロセスである。唯一皆さんに申し上げられるのは、この2つの事柄は互いに無関係であるということである。また、ホワイトハウスに勤務する同僚たちと話したが、彼らはこの件に関する議論が行われたことはないと明かした」と述べた。

また、一部責任者が処罰された方向でサウジアラビアから行われた発表とアメリカの制裁決議が同じ日に当たったことに関してナウアート報道官は、

「関係はない。われわれはこの制裁問題に関して以前から取り組んでいた。これはサプライズではない」と見解を述べた。

ナウアート報道官は、当該の制裁では人物だけに措置が講じられたため、より短期間で決定が下されたと明かした。

アナドル通信社の記者が「サウジ側が処罰する人物を公表していないにもかかわらず、アメリカ政権は制裁決議を下した人物の名前をどうやって、どのような形で特定したのか」と質問すると、ナウアート報道官は制裁プロセスとサウジ政府の決定の間には直接関係はないと主張した。

ナウアート報道官は、「われわれはこれらの人物を自分たちの作業と調査の結果特定した」と述べた。

カショギ氏は、婚姻手続きのために10月2日に入館した在イスタンブール・サウジアラビア総領事館で惨殺されている。

 

(2018年11月16日)



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