【イラン】 水問題をめぐるデモで4人が死亡との疑惑浮上

イランのフーゼスターン州の都市ホッラムシャフルで水道水の汚染と断水に抗議したデモ参加者に警察が発砲した結果、デモ参加者4人が死亡したとの疑惑が伝えられた。

【イラン】 水問題をめぐるデモで4人が死亡との疑惑浮上

国営イラン通信IRNAによれば、ホッラムシャフルで水道水の汚染と断水に抗議した何百人ものデモ参加者に、警察が介入した。

ソーシャルメディアで、警察官がデモ参加者に向けて催涙ガスを使用し、発砲し、一部のデモ参加者が負傷している様子を捉えた映像が拡散した。

4人のデモ参加者が死亡した疑惑が浮上した。

アブドゥッルザ・ラフマーニ・ファズリ内務大臣は、昨夜(6月30日)行われた抗議運動でデモ参加者の中に死者がいるという疑惑は虚偽であると述べた。

ファズリ大臣は、首都テヘランにある内務省の建物で記者会見を開き、ホッラムシャフルで起きた事件で死者はおらず、1人が負傷したのみだと述べた。

発生した事件は「挑発行為」であると述べたファズリ大臣は、ホッラムシャフルとアバダンの水問題を解決するために1992年に始まり、革命防衛隊が所有する建設会社「ハタム・アンビヤ」が実施するガディル・プロジェクトが7月6日金曜日に開始され、地域における水道水の問題は解消されると述べた。

一方、フーゼスターン州のラムホルモズ郡で65人が中毒にかかり、病院に赴いた。そのうち14人が治療を受けた。

ラムホルモズ医療センターのアタウッラー・シラリ局長は、中毒の症状の原因は人々が使用する汚染水である可能性があると述べた。

イランでは降水量と水資源が減少したことによる干ばつで、水の危機が発生している。

水道水からも汚染された塩水が流れるため、人々は水タンクから水を購入せざるを得ない。

フーゼスターン州の都市ホッラムシャフルとアバダンでは、水問題に抗議する人々が抗議運動を行っている。

 

(2018年7月1日)


キーワード: イラン , 水問題 , 抗議運動 , IRNA

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