【シリア】 政権とDEASHの合意により、テロリストと民間人を乗せた最初の車両部隊が出発

シリアのバッシャール・アサド政権とテロ組織DEASH(ISIL)が合意を結んだ結果、テロリストらと、政権の支配下で暮らすことを望まない民間人を乗せた最初の車両部隊が出発した。

975795
【シリア】 政権とDEASHの合意により、テロリストと民間人を乗せた最初の車両部隊が出発

アナドル通信のイェルミュク・キャンプにある地元情報局から得た情報によると、DEASHとアサド政権が合意を結んだ。

DEASHと、政権の支配下で暮らすことを望まない民間人を乗せた最初の車両部隊がキャンプを出発した。

DEASHのテロリストが7台のバスで、ホムス県のバディヤという名前で知られる砂漠地帯にいるDEASHのメンバーのもとに向かうことが明らかになった。

民間人を乗せた9台のバスは、イドリブに向かって出発した。このような移動が続くことが予想される。

イェルミュク・キャンプは、ダマスカスの南方8キロメートルの地点にあり、主にパレスチナ人難民が暮らしており、16平方キロメートルにわたる居住地域として知られている。

政権軍の進軍より以前は、地域西部の8平方キロメートルの地帯はテロ組織DEASHが支配し、東部の7平方キロメートルの地帯は自由シリア軍が管理していた。

キャンプ北側のアサド政権とDEASHの間にある1平方キロメートルの領域は、反体制派武装グループのハヤート・タハリール・アル・シャームが支配していた。

4月末に政権と合意を結んだ結果、自由シリア軍とハヤート・タハリール・アル・シャームは地域から撤退した。

およそ5年にわたり、アサド政権とイランの支援を受けたグループが包囲しているイェルミュクのDEASH支配下の地域では、政権軍の進軍より以前は大半がパレスチナ人の2500世帯が暮らしていた。

撤退の合意と政権の作戦の際に、多くの民間人が自由シリア軍管理下の地域に移動し、そこからシリア北部に移動した。昨日(5月20日)の時点でDEASH支配下の地域のテロリストと民間人の数はそれぞれ推定600人であるとされた。

DEASHは現在もなお、シリアのイラク国境のデリゾール、ホムスの砂漠地帯、デラ西部の限られた場所に存在している。

 

(2018年5月21日)



注目ニュース