イスラエル、シリア南部に攻撃
イスラエルは、シリア南部にあるクネイトラ県のバース地区やハダル地区に戦車射撃や空爆を行った。
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クネイトラ県の地元筋から得られた情報によると、イスラエル軍が占領しているゴラン高原から攻撃が行われた。
アサド軍が複合型バズーカ砲で反撃したことに続いてイスラエル軍は戦闘機によりバース地区周辺の地域やクネイトラ県北部の農村部にあるタッル・アフマル地区に空爆を行った。
攻撃後、イスラエルはゴラン高原一体からサイレン音を鳴らし始めた。
イスラエル軍から書面で出された声明で、イスラム革命防衛隊所属のクドゥス軍がシリアからイスラエルの占領下にあるゴラン高原の山頂にある基地にロケット弾20発を発砲したと明かされた。
発射されたロケット弾はすべてイスラエルの防空システム「アイアンドーム」によって空中で撃墜されたと述べられた発表では、攻撃による死亡者または負傷者はなかったとされた。
発表ではまた、「イスラエル軍はこれを重大事件と見なしており、さまざまなシナリオに対して心構えを続けていく」と述べられた。
(2018年5月10日)
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