【キプロス島問題】 アクンジュ大統領 「ギリシャ側に変化はない」

北キプロス・トルコ共和国のムスタファ・アクンジュ大統領はキプロス島交渉に関し、 「ギリシャ側の姿勢において何からの変化を見ることができたとは言えない」と発言した。

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【キプロス島問題】 アクンジュ大統領 「ギリシャ側に変化はない」

 

 

 

アクンジュ大統領とキプロス島ギリシャ側地域の代表ニコス・アナスタシアディス氏は4月16日、国連でキプロス島問題を担当するエリザベス・スペハー国連事務総長特別代表が緩衝地帯の一室で主催した夕食会に出席した。

ふたつの社会和平イニシアチブ・グループのメンバーたちが「キプロス島問題解決に賛成」というプラカードを手に、アクンジュ大統領とアナスタシアディス氏に声援を送った。

アクンジュ大統領は、約3時間半におよぶ会談の後、大統領府宮殿で会見をし、2017年6月28日から7月7日までスイスのクラン・モンタナで開催されたものの失敗という結果になったキプロス島会議の後、ギリシャ側の代表アナスタシアディス氏と初めて会談を行い、状況の確認をする機会を得たと発言した。

「スイスのクラン・モンタナで開催されたキプロス島会議で歴史的チャンスを逃すこととなった」と述べたアクンジュ大統領は、現在もはや何ひとつ昔のようになることはあり得ないと表明した。

アクンジュ大統領は、「今後のプロセスは、ただ無期限ではないパッケージの枠内で、戦略的なアプローチにより取り上げられることができる。これはあり得るのか? これらは今後のプロセスが示すだろう。ギリシャ側の姿勢において何からの変化を見ることができたとは言えない」と発言した。

アナスタシアディス氏との会談で新たな局面を迎えることはなかったことを明らかにしたアクンジュ大統領は、ギリシャ側はキプロス島会議のときと同じ姿勢を貫いていると指摘した。

アクンジュ大統領は、ギリシャ側が地中海で一方的な天然ガス探査をしていることに対し警告したことを明らかにし、天然ガスはトルコ側とギリシャ側双方に関する問題であり、双方共通の財産であると表明した。

 

 

 

(2018年4月17日火曜日)

 

 

 



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