「パレスチナの勇敢な少女」アヘド・エト・テミミさんの父親が裁判を前に見解を述べる

「ハンザラ勇敢賞」を受賞したことがある16歳のパレスチナ人、アヘド・エト・テミミさんは収監されてイスラエル軍事裁判所で裁判を受けているが、その父親のバシム・エト・テミミさんが、裁判所が審理をマスコミ非公開にする決定を下して問題を世論から隠そうとしていると発言した。

「パレスチナの勇敢な少女」アヘド・エト・テミミさんの父親が裁判を前に見解を述べる

 

占領下のヨルダン川西岸地区にあるオフェル軍事裁判所で3月21日に開かれる裁判を前に見解を述べた父親のバシム・エト・テミミさんは、娘の裁判に世界の世論が示した関心がイスラエルを不快にさせたと明かした。

軍事刑務所に収監中の娘のアヘドさんと妻のネリマンさんが最後に2月13日に出廷したことを振り返ったバシム・エト・テミミさんは、世論の関心を薄れさせるためその次の審理が2度延期され、今後の審理はすべてマスコミ非公開で行われる決定が下されたと述べた。

バシム・エト・テミミさんは、「この裁判で正義を期待することは不可能である。世界がこの裁判に示した関心を不快に思い、人々がこの劇を見ることを望まなかった。なぜなら、この問題は全世界で話題になったからである。裁判所は門戸を閉ざして世界の関心を薄れさせることを目指している」と話した。

イスラエル兵は2017年12月19日に16歳のアヘド・エト・テミミさんがラマッラーで家族と暮らしていた家に家宅捜索を行い、その身柄を拘束している。母親のネリマンさんも事件の翌日、娘に関する情報を得るために向かったラマッラー東部にある拘束施設でイスラエル兵によって身柄を拘束されている。

3月21日の審理にはアヘド・エト・テミミさんのほか、母親のネリマンさんといとこも出廷すると見られている。

「パレスチナの勇敢な少女」として知られるアヘド・エト・テミミさんは、2012年に兄が身柄を拘束された際にイスラエル兵に対して示した姿勢により、イスタンブールで「ハンザラ勇敢賞」を受賞している。

アヘド・エト・テミミさんは、当時首相であったレジェプ・ターイプ・エルドアン大統領とも会見している。

 

(2018年3月20日)



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