【ギリシャ】 ジラート銀行とターキッシュエアラインズに攻撃
ギリシャにあるジラート銀行ギュムルジネ(コモティニ)支店に、ある集団によって投石攻撃が行われた。
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自分たちを「反政府アナキスト」と呼ぶ覆面をしたおよそ25人が、市内の広場で昨日(3月20日)夕方デモを行ったあと、広場にあるジラート銀行の支店に投石攻撃を行った。
攻撃で銀行の入り口にあるドアと窓のガラスが被害を受けたが、勤務時間外であったため銀行内には誰もいなかった。
デモの際に「我々は(分離主義テロ組織PKKのシリアにおける派生組織)YPGと共にある」と書かれた紙を配っていたデモ隊は、警察が現場に到着したことにより逃走した。
警察が攻撃後に周辺で安全対策を講じる一方、ギュムルジネ警察のニコス・マヴロヤニス副署長は、事件に関する捜査を開始したと明かした。
攻撃者が覆面であったため身元の判明ができなかったと述べたマヴロヤニス副署長は、周辺の防犯カメラを調査すると述べた。
一方、別の集団のアナキストたちもテッサロニキ・マケドニア国際空港にあるターキッシュエアラインズ(THY)の事務所を占領した。
テッサロニキ・マケドニア国際空港にあるターキッシュエアラインズの事務所を象徴的に占領したと明かしたアナキストの集団メンバーは、シリア北西部の「テロの温床」アフリン地域からあらゆるテロリストを一掃するために、トルコ軍により1月20日17時に開始された「オリーブの枝作戦」に反対してこの行為を行ったと発表した。
(2018年3月21日)
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