【スペイン・カタルーニャ地方の独立の賛否を問う住民投票】 90パーセントが独立に賛成

スペイン東部のカタルーニャ自治州政府は、違法な独立の住民投票で90パーセントが「独立に賛成」という結果が出たと発表した。

【スペイン・カタルーニャ地方の独立の賛否を問う住民投票】 90パーセントが独立に賛成
【Video】 スペイン・カタルーニャ自治州の違法な住民投票
【Video】 スペイン・カタルーニャ自治州の違法な住民投票

10月1日にスペインのカタルーニャ自治州で実施された違法な独立の住民投票で、カタルーニャ自治州政府は、違法な独立の住民投票で90パーセントが「独立に賛成」という結果が出たと発表した。

投票日には、警察の介入を阻止しようとしたカタルーニャ人らが砂袋などでバリケードをつくった。

(2017年10月2日月曜日)

 

同政府のホルディ・トゥルル報道官、オリオル・フンケラス副首相、ラウル・ルメーバ外務大臣はバルセロナで記者会見を開き、違法だと宣言されたにもかかわらず実施された独立の住民投票の結果を発表した。

トゥルル報道官は、

「住民投票が実施された。投票が行われ、開票された」と述べた。

有権者の90.9パーセント(202万144人)が「賛成」、7.87パーセント(17万6565人)が「反対」に投票したと明かしたトゥルル報道官は、票の2.03パーセント(4万5586票)が白紙、0.89パーセント(2万129票)は無効とされたと伝えた。

投票センター2315か所のうち約400か所が治安部隊の介入によって閉鎖されたと指摘したトゥルル報道官は、

「個人の損害や物的な損害を特定する必要がある。我々は政府として、攻撃に遭った844人を完全に支援する。このうち73件は、軍警察と国家警察に対して刑事告訴した」と話した。

トゥルル報道官は、スペイン政府と治安部隊の介入を批判し、「事件は中央政府と国家警察の圧力に責任がある」と主張した。

またフンケラス副首相も、

「カタルーニャは民主主義と投票権への情熱を示したが、これを非常に厳しい条件下で示すことを余儀なくされた。世界メディアは、警察が投票権を行使しようとする市民を阻止するためにどのような力を適用したかを報道した」と述べた。フンケラス副首相は、

「カタルーニャ州議会がもしこのような決定を下せば、カタルーニャは新たな共和国となる権利を得ることになる」と述べた。

カタルーニャ州議会で承認されたものの、住民投票決議同様憲法裁判所によって取り消された法律に従い、住民投票から得られた「賛成」の結果がカタルーニャ州議会に提出されてから48時間後にカタルーニャ州議会が一方的に独立を宣言し、スペインから独立するため中央政府と交渉が開始されたと発表すると予想されている。

一方スペイン政府は、住民投票を認めていないため何らかの措置を講じるとは見られていない。

 

(2017年10月2日)



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