シリア反体制派、政権とDEASHの連携の証拠を提出

シリアの反体制派は、バッシャール・アサド政権とテロ組織DEASH(ISIL)間の連携に関する証拠をスタファン・デ・ミストゥラ国連シリア特別顧問に提出したと発表した。

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シリア反体制派、政権とDEASHの連携の証拠を提出

 

スイスのジュネーブで続いているシリアをテーマとする会議の5日目に、反体制派の代表団は、デ・ミストゥラ特別顧問の発案に対し、異議の提案をもって答えた。

デ・ミストゥラ特別顧問は移行統治、憲法、選挙のプロセスの問題を同時に取り上げる発案をしたが、反体制派は、「まず移行統治問題で前進しよう、善意が見られればその他も取り上げよう。」と答えた。

反体制派の代表団はまた、ロシア政府とエジプト政府との親密さで知られるものの、自分たちのことを「反体制派」として名付けているグループの状況を明確にするよう要求した。

デ・ミストゥラ特別顧問は、状況考察のために、反体制派に時間の猶予を求めた。

会議を「前向き」であると特徴付け、ジュネーブ会議に主要な「反体制派グループ」として出席している高等交渉委員会のナスル・ハリーリ委員長も、ロシアの代表団と会談すると明かし、政権に圧力をかけるようロシアに要求すると語った。

ハリーリ委員長は、「政権代表団が政治的移行の代わりにテロ対策に焦点を置くことに固執すればどうなるか。」との質問には、「政権は、自由シリア軍がテロ組織DEASHと戦うのを阻止するため緩衝地域を構成している。自由シリア軍がDEASHに対して勝利を宣言するのを望んでいない。」と答えた。

ハリーリ委員長は、政権とDEASHの連携に関しても証拠をつかんでいると述べ、これらをデ・ミストゥラ特別顧問に提出したと語った。

昨日2月27日午前に自由シリア軍が支配するアル・バーブ南東部から進軍した政権軍は、マンビジ南東部にある分離独立テロ組織クルド民主統一党(PYD)とクルド労働者党(PKK)の地域に到達した。

こうして、シリア北部をテロ勢力から一掃するために8月24日にトルコの主導で始められたユーフラテス川盾作戦のもと、アル・バーブに駐留している自由シリア軍の前途は南部のラッカに向けて遮られることとなった。

政権軍は、 DEASHと自由シリア軍の間に緩衝地帯を設け、自由シリア軍からの保護をテロリストに確保することになる。

 

(2017年2月28日)



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