国連、シリアでの学校空爆を非難

潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は、シリアのイドリブで10月26日に生徒22人と教師6人が犠牲となった空爆は戦争犯罪になり得ると発表した。

国連、シリアでの学校空爆を非難

 

国連事務総長報道官から行われた発表で、パン事務総長がイドリブでの空爆に「驚愕した」と表明し、空爆が故意に行われていた場合、これが戦争犯罪になると強調したことが伝えられた。

パン事務総長は、発表で、この空爆やシリアにおける同様の攻撃に関し、迅速で公平な捜査が行われるよう呼びかけ、

「このような恐るべき攻撃が、全世界の反発にも関わらず継続している最大の原因は、加害者が清算するという恐れを抱いていないことにある。」と述べた。

アメリカも、イドリブで多数の生徒や教師が犠牲となった学校への空爆が、シリア政権またはロシアによって行われたものであると報告した。

ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は、日次記者会見で、問題の空爆がアサド政権またはロシアによって市民が標的とされていることの最後の例であるとし、

「学校への空爆に何ひとつ正当性はあり得ない。」と述べた。

学校が空爆されたこと関し、アーネスト報道官は、

「この空爆をアサド政権が行ったのか、ロシアが行ったのかまだ不明であるが、わかっているのは両者のうちどちらかが行ったということである。空爆を行ったのがアサド政権だとしても、このような攻撃はロシア政府の支援によって行うことが可能だ。」と見解を述べた。

学校への空爆後、ロシアは、自分たちが行ったのではないと否定した。

イドリブでは、10月26日、住宅地への空爆で、多数の市民が犠牲となった。

国際連合児童基金(ユニセフ)は、ハス地区にある学校が攻撃を受け、生徒22人と教師6人が犠牲となり、これがシリア内戦における最も流血の激しい学校への攻撃となったと発表した。

(2016年10月28日)



注目ニュース